FXの特徴2.ポジションとスワップポイントを理解する
次に、ポジションとスワップポイントについて説明していきます。
■ポジション
取引中は、「ポジション」を持っているといいます。たとえば、「1万の米ドルの買いポジションを持っている」とか、「1万のユーロの売りポジションを二つ持っている」などというように使います。FXでは、外貨を安く買って高く売ることもできますが、高く売っておいて安く買い戻すこともできます。
米ドルを例にみてみましょう。取引画面には、レートが「90.50-90.55」のように表示されます。左が“売る”レート、右が“買う”レートです。
これから米ドルが上がっていくと思ったら、90.55のレートで買いのポジションを取ります。売るとき(決済)は、左の“売る”レートで約定します。
では、下がっていくと思うときはどうでしょう。そのときは、90.50のレートで売りポジションを取ります。決済の時は、右側の買いのレートで約定です。このように、“売り”のポジションを取ることができるのも、FXの魅力のひとつです。上がるときも、下がるときも、両方利益を狙えるのです。
ちなみに、「90.50-90.55」のように、必ず“買い”と“売り”で異なるレートが提示されます。この開きを「スプレッド」といいます。変動しなければ、90.55で買って、90.50で売るのですから、新規のポジションを取った時点で-0.05です。その意味で、第二の手数料と考えられています。
■スワップポイント
「スワップポイント」とは、金利差分の利息のことです。たとえば、2009年10月現在、日本の政策金利は0.10%、オーストラリアは3.25%で、その差は3.15%です。豪ドルの買いポジションを持っているなら、この分の利息を受け取ることができます。
ただし、売りポジションの場合は逆となります。利息を払わなければなりません。ですから、売りのポジションをとる場合は、短期での取引が鉄則となります。