FXの特徴1.証拠金とレバレッジを理解する
それでは、具体的にFXの特徴を理解していきましょう。
はじめは、証拠金とレバレッジです。
■証拠金
「証拠金」とは、取引するためのお金です。「保証金」ともいいます。FXの口座を開設したら、証拠金を入金し、“必要証拠金”で取引を開始します。必要証拠金額は、通貨によって異なります。
■レバレッジ
「レバレッジ」とは、スペルは“Leverage”、“てこ”のことです。通常の取引よりも少ない金額で、大きな取引をすることを意味します。わかりやすく言えば、掛け率ということです。
レバレッジは、業者によって設定が異なりますが、1~400倍くらいまであります(2011年を目処に25倍を限度にする動きも)。1倍なら、通常の外貨預金と同じでローリスク、数字が大きくなるほどハイリスクということになります。
たとえば、1万米ドルを買うのに、通常100万円必要だとします。それが、レバレッジ50倍なら2万円、400倍なら2500円の証拠金ですみます。もし2円上がったら利益は2万円、元本比率は、102%(通常)、200%(50倍)、1125%(400倍)ということになります。
FXが、「少ないお金で大きく儲かる」といわれる所以です。
ただし、レバレッジは大きなリターンが狙えるものの、その逆もあります。先ほどの例で、レバレッジ50倍で2円下がったとします。すると、あっという間に元本は0円です(正確にはロスカットで多少残る)。大きく勝てる可能性は仕組みとして持っているのですが、簡単ではありません。
それでは、どれくらいのレバレッジが適正かというと、初心者や金利差益を狙った長期取引の場合は、1~5倍程度、ハイリターンを狙っても40倍くらいにとどめておきましょう。それ以上の場合は、証拠金を失ってもよいという覚悟が必要です。